書家 金澤翔子 ドキュメンタリー映画 2023年春公開予定

「ダウン症の書家」として二十歳で個展デビューした金澤翔子。
その書は、たちまち様々な人々の魂に触れ、大きな反響を呼び起こしています。
アート企画は、2012年8月に福岡では初の個展を開催して以来、10年間彼女の作品や席上揮毫の披露、お母さまの泰子氏の講演会等を各地で企画開催し、多くの皆さまに書を通して彼女をご紹介してまいりました。

翔子は5歳から筆をとり、空を読み、風を感じ、ひたすらに書き続けてきた。
喋ることは人より得意ではないかもしれないけれど、ひとり暮らしをし、
自分で買い物をして料理もする。
周囲の優しさを素直に受け入れ、
人を喜ばせることが大好きだ。
普通とは、いったいなんなのだろう。書を揮う翔子を見て、考える。
アートに健常とか障がいとか、関係あるのだろうか。
世紀末のように混沌としたこの時代。

アーティスト金澤翔子の日常を通じて、生きることの素晴らしさを描きたい。

との宮澤監督の強い思いから、金澤翔子初のドキュメンタリー映画を制作することなり、この映画の完成と世界への発信のために、映画製作委員会を立ち上げ、クラウドファンディングの方法を取らせていただくこととなりました。
募集させていただいた支援金は、映画制作費や、映画鑑賞の際に介助が必要となったり、アクセスが不便であったり、様々な事情で劇場まで足を運ぶことのできない方々など、一人でも多くの人々がご鑑賞できるよう、学校や福祉施設など公共施設での上映会開催のための費用に充てさせていただきます。

アート企画では、金澤翔子映画製作委員会福岡事務局として、これまで彼女を応援していただいた皆さまにいち早くお知らせし、製作にご参加、ご支援いただく一般協賛パートナーを募集させていただきたいと存じます。
当委員会は、このヒューマンドキュメンタリーを完成させ、世界中の人々に見ていただき、競争や闘い、偏見の多い世界のすさみを、やさしく包み込む映画になることを願ってやみません。

是非、皆様のご理解と協力を賜りますようお願い申し上げます。

監督:宮澤正明
プロデューサー:鎌田雄介
エグゼクティブプロデューサー:横山央一
©映画「書家 金澤翔子 共に生きる」製作委員会